傷だらけの天使全話レビュー


■2012年の夏に書いたテレビドラマ「傷だらけの天使」の全話レビュー(暫定版未定稿)。

 

■ドラマの原案者である市川森一さんの許可を受けて、テレビシリーズの前日譚的位置づけで、1998年にやまだないとともに、「傷だらけの天使」をコミック化した。これはそのときに、web上で発表した未完の文がもとになっている。

■2012年というのは「傷だらけの天使」の続編が映画化されるというプロジェクトが水面下であった。この全話レビューはそのための下準備をかねた執筆だった。しかしその後プロジェクトは足取りをゆるめている。

 

■加筆訂正新章書き下ろしなど、必要であるが、今年(2015.3)放送終了40周年ということや、やまだないととともにやったコミックも、出版後、15周年というわけで、upすることにした。

 

■最近中学のクラスで文化祭のためにつくった8ミリ映画をぼくは久しぶりに見ることになった。ぼくが脚本監督したそのちっぽけで一生懸命でいびつな作品は、ショーケンのコピーみたいなものだった。その後やまだないとともにやったこのコミックも、似たようなものかもしれない。もっともそれはプロの仕事ではあるけど、スピリッツは同じで、やまだないともきっと同じ気持ちだったろう。彼女も学生時代8ミリを作っていたから。

 

■マンガをやるとき、いまは亡き市川森一さんに、お住まいの広尾の高級マンションに招かれて、お話しをさせていただいた。

 

■そのとき、何十年も前のドラマを改めてマンガ化させて欲しいという申し出に対して、こういわれた。「友だちの家にいってアルバムを見せられたら、気づかぬうちに撮られた自分がいることがあるでしょ? あんな風に、あなたたちのマンガを読むのを楽しみにしているよ」と。

 

■市川さんはマンガを気に入ってくれていたのか、その後自分のプロフィールにマンガを入れ、原案者としてクレジットされた。

 

■続編を考えておられた市川さんはそのこころざしのなかばに亡くなられた。あのドラマに続編が必要だったのかどうか……、かつてリアルタイムの視聴者だった自分はいまも思うけれど、それがどうなっていたにしろ、このドラマの輝きはいつまでも変わらないと思う。

 

■ちょっと読みづらいところもあるかと思うけど、それもひとつの思いとして、受け止めていただけらと思う。

 

■では、0-13,14-26は、左上にあるリンクよりどうぞ。1